近畿地方
京都
・京都ラーメン
<<特徴>>
京都府京都市のご当地ラーメンです。
京都ラーメンは、こってりと濃厚なスープが特徴である。「タレ」については醤油味が典型的であるが
鶏ガラスープに背油をのせた醤油系スープ、鶏ガラを煮込んだとろみのある白湯のこってり系スープなどがあります。
麺は細めのストレート麺で、具材にメンマ、チャーシュー、モヤシ、ネギ(九条ネギ)が乗ります。
京都ラーメンは1938年に京都駅付近で中国浙江省出身の徐永俤が始めた屋台が発祥であると言う。この人物が京都駅東方の下京区塩小路高倉(通称、高橋・たかばし)に「新福菜館」を出店し、現在に至っている
※あっさり系については京風ラーメンと呼ばれ京都ラーメンとは一線を画します。例:京風ラーメンあかさたな
地元店 | 住所 | 電話番号 | 補足、感想など |
新福菜館 | 京都府京都市下京区東塩小路町569 | 075-371-7648 | ※京風ラーメン発祥のお店 |
本家 第一旭 たかばし本店 | 京都府京都市下京区東塩小路向畑町845 | 075-351-6321 | ※背油チャッチャ系発祥のお店 |
五行 | 京都府京都市中京区十文字町452 | 075-254-5567 |
訪問記録はこちらをご覧ください。
兵庫
・神戸ラーメン
<<特徴>>
兵庫県神戸市を中心とした地域のご当地ラーメンです。
神戸ラーメンは様々な形式のラーメンがありますが、基本は豚肉や鶏がらがベースのスープにストレート麺を使用し、具材として、叉焼(チャーシュー)、モヤシ、青ネギなどが入ります。
名前自体は神戸ラーメン第一旭(アサヒフーズ)が1984年にFC展開する際に「神戸ラーメン」を公式に名乗ったのが始まりとされている。
地元店 | 住所 | 電話番号 | 補足、感想など |
神戸ラーメン第一旭 元町本店 | 兵庫県神戸市中央区元町高架通1-112 | 078-321-0733 | |
もっこす 総本店 | 兵庫県神戸市中央区楠町7-1-3 | 078-361-3405 | 第一旭出身者が作ったお店です。 |
・播州ラーメン
<<特徴>>
兵庫県西脇市を中心とした播州地方のご当地ラーメンです。
播州ラーメンは醤油ベースのスープに、ちじれのある細麺を使用します。
スープは醤油味であるが甘さが強い。使用されるタレは地元産の甘味を帯びた独自の醤油であり、甘みを加えるタマネギやリンゴ、魚のだし、氷砂糖などを煮込み、甘さが強い物である。ダシは、鶏ガラ、トンコツ、野菜などをベースとしている
具材にはチャーシュー、ネギ、モヤシ、焼海苔が入ります。
「播州ラーメン」の名付け親は西脇多可料飲組合で、地元の特産ラーメンとしてPRしてきた。
地元店 | 住所 | 電話番号 | 補足、感想など |
西脇大橋ラーメン | 兵庫県西脇市上野字大谷山432-7 | 0795-22-4886 | |
畑やんラーメン | 兵庫県多可郡多可町中区森本805-10 | 0795-32-2981 |
・播州赤穂塩ラーメン
<<特徴>>
兵庫県赤穂市のご当地ラーメンです。
播州赤穂塩ラーメンは地元赤穂の塩を使っているのが特徴です。
地元店 | 住所 | 電話番号 | 補足、感想など |
赤穂飯店 | 兵庫県赤穂市黒崎町148 | 0791-42-1700 | |
赤穂らーめん麺坊 | 兵庫県赤穂市加里屋 290-10 プラット赤穂2F | 0795-32-2981 |
大阪
・高井田ラーメン
<<特徴>>
東大阪市の高井田地域を中心としたご当地ラーメンです。
高井田ラーメンは鶏ガラと昆布を使用した醤油味のスープに、極太のストレート麺を使用します。
地元店 | 住所 | 電話番号 | 補足、感想など |
光洋軒 | 大阪市東成区深江南3-20-15 | 06-6976-9801 | |
住吉 | 大阪市東成区深江南3-20-8 | 06-6981-5205 |
奈良
・天理ラーメン
<<特徴>>
奈良県天理市のご当地ラーメンです。
天理ラーメンは豚骨と鶏がらを使用したコッテリスープに豆板醤で味付けをして、具材には白菜、豚肉、ニラを炒めたものが入ります。
地元店 | 住所 | 電話番号 | 補足、感想など |
天理スタミナラーメン 本店 | 天理市櫟本町3120 | 0743-65-4925 | |
彩華ラーメン 本店 | 天理市岩室町91番地 | 0743-63-3165 |
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和歌山
・和歌山ラーメン
<<特徴>>
和歌山県北部のご当地ラーメンです。
和歌山ラーメンは醤油ベースと豚骨ベース2種類があります。
醤油ベースの豚骨醤油味の製法は豚骨を鍋一杯の醤油で炊き込み、十分に味が染みこんだ所で豚骨を取り出す。
そしてこの豚骨を炊き込んでスープを作る。
この際に鰹節や香味野菜、鶏ガラなどを合わせる店もある。
また、チャーシューも醤油で煮込み、この煮汁をスープに合わせる店もある。
味は見た目に対してすっきりしており、醤油のコクと香りが引き立つ。
本家は「丸高」という店で、地元にはのれん分けの店舗も含め、大半の中華そば専門店がこのスタイルである。
豚骨ベースの豚骨醤油味の製法は豚骨をゼラチン質が溶け込むぐらいまで煮込み、
ドロドロに乳化したスープに醤油を合わせて味を調節していくというものである。
味は前者に対して濃厚だが、決して脂臭くなく、豚骨の旨味が醤油とマッチする。
この製法は、醤油ベースの中華そばを作る際に豚骨を煮立てすぎたことによって偶然生まれたものであり、
その派生的なものである。
このスタイルが「井出商店」の製法ですが和歌山では少数派の製法となります。
ストレートの麺を使用します。
具材には、青ネギ、チャーシュー、メンマ、カマボコなどが入ります。
地元店 | 住所 | 電話番号 | 補足、感想など |
井出商店 | 和歌山県和歌山市田中町4-84 | 073-424-1689 | テレビチャンピオン優勝、ラーメン博物館出店など和歌山ラーメンを代表する有名店です。 |
本家アロチ 丸高中華そば | 和歌山県和歌山市友田町2-50 | 073-432-3313 |